滅多に行かない桑園駅付近での用事を済ませると、あれまラーメンを頂くには丁度良い11時5分前だ。って事で札幌駅の高架下から2019年に桑園駅の高架下へ移転した『いせのじょう桑園高架下店』へ。お店は飲食店を中心とした『SOEN ESTA PLAZA 』の奥にあった。
入店してみると開店が9時からなので、既にお客さんが4人座っていた。店内は『いせのじょう』らしくカウンター席8席だけの小体な作りだ。(創業時の菊水店は僅か5席だったしな)
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■車の通りが激しい桑園駅東通の上を高架が走っていて、その下に『SOEN EAST PLAZA 』があった(写真正面)

■商業施設に入ると長い廊下が続いていて、その両側に飲食店や保険会社などが入居していた

■長い廊下の先の出口間際『いせのじょう』が現れた。行灯に描かれたラーメンを持ったオニイさんが可愛い

■裏側の入口の様子で、此処を入って直ぐ右側が『いせのじょう』(外からも店内の一部が見える)
メニューは以前よりも充実していたが、それらを比較せずに、期間限定の6年振りとなる「辛口ラーメン」を注文。トッピングは茹で玉子を選んで、麺は硬目でお願いした。
当然ながら、当店のお薦めである焼き餃子も追加。
着丼を待つ間に、ドンドンお客さんが押し寄せて来て、店内と店外待ちが発生していた。夫婦らしき二名での営業なので、券売機を置けば楽になりそうなになぁと、お会計の丁寧な対応を見ながら独り言(ご)ちた。
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■L字型カウンターの短い方の端へ着席。メニューは4年前に訪問時した時(札幌駅の高架下店)よりもかなり増えていた

■私が注文した「辛口ラーメン」ラーメンは期間限定なので、ポップメニューが貼られていた

■私が座ったカウンター席から厨房側を見た所。左上にチャーシューの塊のテイクアウト案内が見える
「辛口ラーメン」には生の赤い唐辛子が2本と半分入っていて、辛いもの好きには見た目が良いですねぇ。
辛味の基本は、油で乾燥赤唐辛子を炒めてガッツリ辛味を抽出している所です。唐辛子の辛味を油に移すと、ピーンと一本筋が入った、気持ちの良い辛さにできるからね。
スープをひと口飲むと、辛味がグイーンと来るが辛過ぎる程では無い。何と言っても醤油味の優しいスープとニラ・炒め玉葱のサポートが良いんです。
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■唐辛子の赤、玉子の黄色、ニラの緑、この三色によってラーメンの見映えが良くなっているネ

■玉子をトッピング追加して配膳された時に、あれれ味玉じゃないじゃんって言うかも知れません(茹で玉子です)

■赤い生唐辛子が2本と半分入っています。基本の辛味はコレじゃなくて、炙って黒くなった乾燥唐辛子なんですよ

■辛いラーメンに香りの強いニラがメチャ合いますね!ニラ増しがあるならやって見たい
中細麺は加水が中くらいの歯応えが良いタイプで、昔からシンプルなラーメンに使われて来ているので馴染み深いよね。
ドンブリが小さ目だけど麺はキッチリと入っていて、具材とスープを飲み切って、更に餃子まで付ければ腹パンは間違いありません。
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■麺を良く見ると、粉系のコショーが掛かっているのが分かります。でも、ラーメンにはブラックペッパーが欲しいよなぁ…

■創業した店主は麺屋さんからの転身と聞いています。この麺は『須藤製麺』の中細中華麺です
薄い皮が特徴の焼き餃子は小さ目が5個、ラーメンの合いの手には丁度良い量です。
東京の餃子の様に白菜やキャベツなどの野菜が中心のアッサリタイプではないけれど、肉々しさに偏っていない、バランスが良い餡になっています。
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お会計の際には、創業店の菊水『いせのじょう』で時折求めていた、嫁が好きな餃子を買い求めてご帰還です。
お店のオネーさんに聞くと、創業者の石水氏は栗山店で頑張っているとの事なので、昼飯にはチト遠いけど行って見ようかな。
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■一人前5個の小さ目の焼き餃子は370円。北海道千歳産の「う米豚」を使用しています

■タレをたっぷりと付けなくても、下味と肉がある程度入っているので、バクバク食べられます
来店履歴
- 2022年10月19日
- 札幌市中央区『いせのじょう桑園高架下店』
店舗情報
店名 | 餃子と麺 いせのじょう桑園高架下店 |
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電話番号 | 011-252-9691 |
住所 |
札幌市中央区北10条西14丁目1-2 JR桑園イーストプラザ 1F |
営業時間 |
9:00~15:30 |
定休日 |
水曜日・日曜日 |
駐車場 |
無し(近くに有料駐車場があります) |
公式アカウント |