池田町利別の手打ち蕎麦屋さんへ行くつもりが、300m手前にある交差点で停車中に『寿楽の息子』が目に入った。道路脇の幟に「炭火焼き豚丼」の文字を確認すると、信号が青になった途端に駐車場へ飛び込んだ。
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かなり前だが、この建物がラーメン屋さんだった頃に入った事があったが、その後は何年置きかにお店が変わっていた事は知っていた。
後で気付いた事だが、『寿楽の息子』ってJR池田駅近くの居酒屋さんで、その支店って言う事らしい。
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■信号待ちしていたら赤と青の幟が目に飛び込んで来た。ここは何度も通っているが、2021年8月にオープンしたのは知らなかった

■失礼ながら田舎の特典で、駐車場スペースが広いのが嬉しい。10台くらいは駐められそうです

■『寿楽の息子』って変わった店名だなと思ったものの、後でJR池田駅近くの居酒屋(夜営業のみ)の支店だと気付いた
お店に入ると半分ほどの入りだったが、12時になろうとしていた頃だったので、席がどんどん埋まって行った。
メニューはさほど多くはなく、牛・豚・鶏とお肉料理が中心で、その中で一番人気らしい黒豚を使った「寿楽丼」を注文した。メニューの写真から、これは十勝名物の豚丼である事が分かった。
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■お一人様だったのでカウンター席の一番奥に案内された。目の前の調味料は、ブラックペッパー・豚丼のタレ・醤油があった

■カウンター席の後ろ側は小上がりになっていて、四人掛けの座卓が四つ並んでいた(仕切りがあるのがイイね)

■メニューを拝見すると「サーモン漬丼」以外は全て牛・豚・鶏のお肉料理だ。メンチカツが気になるなぁ

■阿部農場の黒豚の説明書き。この池田町から本別町へ向かう道路縁に阿部農場の販売所があるので、今度寄って見よう
元来の豚丼はタレを付けて焼いた肉だけで、具材があってもグリーンピースぐらいだが、ここの豚丼には珍しくも厚焼き玉子が載っている。最近の豚丼は色々と工夫が進んでいて、温泉玉子・トロロ・山わさびが載るものもある様だ。
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池田町信取にある阿部農場の黒豚のロース・肩ロース・バラ肉を使って、炭火で焼き上げていた。やや薄目に切られた豚肉には、アッサリした焼肉のタレっぽい味が付いていて、あちこちに焼き焦げがあるのが良いね。そこのところが美味いのだ!
個人的には、豚丼のタレはもう少し味が濃い方が好みだな。
因みに、当初行こうとしていた蕎麦屋さんも、この阿部農場の黒豚を使用しいます。
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■メニューの写真で知っていたのだが、豚丼の上に長〜い厚焼き玉子が載っているのは初めて見たなぁ

■厚焼き玉子に邪魔されて、黒豚を焼いたお肉の全貌が良く分からないが、他店より焼き色が薄い感じを受けますネ

■おお、この角度から見ると厚焼き玉子が結構な大きさだと良く分かりますわ(厚焼き玉子丼って言うメニューを出して見たら…)

■熱々の味噌汁の具材はワカメと長ネギ、それと何だったか忘れてしまったが、たっぷりな量があって、ご飯を流し込むのに最適だった
ロース・肩ロース・バラ肉が入っている様だが、肉質がどれも似ていてどの部位も食べ易い食感・食味だ。
厚焼き玉子は甘みが少ないタイプで、出汁巻きほどフワフワではない。個人的には玉子好きなので邪魔ではないが、どうせならお肉に黄身の旨みを加算してくれる温玉の方が良けったけどネ。
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ドンブリと味噌汁をやつけると丁度良い量だった。
お隣の若者がガッツイていた「からあげ定食」を盗み見ると結構なボリュームがあって、もうあの量をバクバク食べれないかもなぁ、と年齢を感じた…
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■この部位は肩ロース肉の脂身側ですかね。どの肉も同じような形状に切られていて見分け難かったな

■玉子焼きを載せるならフワトロのだし巻きだよなぁ〜。って言うよりも温泉卵が最適だと信じております…

■中盤からは山椒を振って見ると、その香りで食欲がアップして来た。そして、所々にあるお肉の焦げた箇所でさらにヒートアップ!
来店履歴
- 2022年11月08日
- 十勝 池田町『寿楽の息子 利別店』
店舗情報
店名 | 寿楽の息子 利別店 |
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電話番号 | 070-8347-3939 |
住所 |
中川郡池田町利別西町23 |
営業時間 |
11:00~14:00(L.O.13:30) |
定休日 |
月曜日と不定休 |
駐車場 |
店前に10台くらい |
公式アカウント |