札幌市白石区『武蔵』

ラーメンの人気店『武蔵』へ約20年振りの訪問です。お隣にあった『そば切り みやもと(閉店)』が臨時休業だった時が初訪問でしたが、今となってはラーメンのお味は全く記憶に残っておりません…
(しかし、民家で営業していた『みやもと』の閉店は惜しまれます。150円増しの大盛りを注文すると、とんでもない量があり、かつ三ヶ月熟成させた「かえし」も美味しくて、蕎麦好きには嬉しい限りでした)

さて、『武蔵』ですが、長いカウンターの奥へ案内されてメニューを開き、五種類ある味噌ラーメン専用ページを眺めると「黒味噌」・「赤味噌」で迷いましたが、「焦がしニンニク油(マー油)」の文言が目に入り黒に軍配が上がりました。
しかし、このラーメンにデフォで入ってる味玉半個では足りないので、玉子好きは一個追加。すると、お店のオネーさんが「味玉、追加で良いんですよね?!」と確認して来ました。きっと、年寄りが味玉を1.5個食らうのが珍しいのでしょうネ。

う~ん、ドンブリからは好い香りがします。たっぷりのマー油からのニンニク臭や、ラードで炒めたモヤシからの匂いが相まって、食欲が爆上がりです。しかし、いくら旨くても、この栄養タップリ過ぎるスープをこの歳で完飲してはならんと、気を付けながら食べ進めます。
やや細目の黄色い縮れ麺は、他店では硬めでオーダーしないと出て来ない感じの歯応えで、正に私好み。いつもこの硬さで出て来るのか、また確かめに来店したい所です。

秀逸だったのは、ドンブリの真ん中に載っている、良く煮込まれてトロトロになった豚バラ肉。柔らかでしっとりした味なので、これはライスにピッタリ。二枚あったのですが、もう二枚は欲しかったですネ。これと、サービスのミニおにぎりを頬張ってスープで流し込むと至福の境地でした。
お会計時にトロトロ肉の話を調理人から聞くと、「豚バラの希少部位を使って、かなり手間を掛けて仕込んでいます」との事。もしも、お持ち帰りがあればビールのアテに買って帰りたかった…

■マー油で味噌スープのほとんどが真っ黒になっています。そこからは、好い匂いが立ち上って来て、生唾をごっくんしてから、いざ開戦!

■デフォルトで味玉が半個入っていて、追加したのは切らずにそのままです。個人的には、パッカーンと半分にして、黄身の様子を見せて欲しいんですが…

■「黒味噌」と聞くと八丁味噌など色の濃いものを使っていると思いきや、その正体はマー油でした。チト思っていたのとは違いました…

■ラーメンドンブリをくるりと回して見ると、キクラゲ・メンマ・長ネギ・炒め野菜たちが確認できました。うんうん、具沢山で喜ばしい!

■側面も白いドンブリ、どこかのお店でも使っていましたが、これお気に入りです。自宅でも使ってみたい…

■札幌系の黄色い縮れ麺ですが、他店よりはやや細目な感じがします。そこへガッツリと一味唐辛子をブッ掛けてから頂きます

■麺を持ち上げると、ブワ〜っと湯気が上がって撮影不能になったので、息を吹きかけてから撮影。当店の茹で加減が硬めなので、最後まで伸びずに頂けました

■サービスで俵形ミニおにぎりが二個付きます。トロトロお肉を頬張ってからパクついてスープで一気に流し込むのが最高の食べ方です

■調理人の方が「豚バラの希少部位を使っています」と仰っていましたが、丸っぽい脂身らしきが確認できます。これもトロリとして美味しかったです

■『武蔵』では味噌味のラーメンが五種類も用意されています。当然ながら、次回は「赤味噌」の注文となるでしょう!

■こちらは三種類の醤油ラーメンと塩ラーメンのページ。味玉半個がデフォで入っているラーメンと入っていないのがあるので、注意して注文しましょう

■長いカウンター席の奥から二つ目に案内されました。当然ながら隣との間には仕切りが設けられています

■1990年の開業ですから今年で31年目を迎えています。建物は外壁に手を入れている様ですが、キチンとした店舗でした

■この写真は12時45分頃に撮ったのですが、15台分の広い駐車場はほぼ満車でした

来店履歴

2022年08月01日
札幌市白石区『武蔵』
2021年01月19日
札幌市白石区『武蔵』

店舗情報

店名 札幌ラーメン 武蔵 本店
電話番号 011-871-6341
住所

札幌市白石区北郷5条9丁目1-28

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営業時間

11:00~16:00(L.O 15:30) 17:00~22:00(L.O 21:30)

定休日

水曜日

駐車場

店前に15台

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