札幌市豊平区『さくらの定食屋』

雪が降ろうとも腹は減るのでお出掛けするのですが、さすがに雪降る日は遠出が大変なので、近場のブランチ札幌月寒(月寒グリーンドーム跡)へ店舗を構えた『さくらの定食屋』へ行って見ました。
大きな商業施設が立ち並ぶ中に、ウッディな建物のゾーンがあり、そこに食べ物店が8軒入っています。『さくらの定食屋』は板張りの回廊の様な小径の奥側ありました。
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市内に数店舗ある手打ち蕎麦の『さくら』ですが、ここは定食屋と銘打っていて、蕎麦と定食の二枚看板の営業です。
蕎麦のお品書きを見ると本店よりも品数が少な目。その中で何度か食べた事がある「肉そば」へキノコと卵黄を追加しました。
厨房を眺めていると、お客さんの注文は蕎麦と定食が半々の割合の様。(定食メニューは、さば味噌定食に始まりカツカレーまであります)
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さて、注文の「肉そば」ですが、丼の中心部には豚バラ肉が盛られていて、キノコの多くはツユに紛れています。
ここの蕎麦は日高門別『いずみ食堂』の系譜で、幅広の平打ちで長さがバラバラな縮れ麺と言う独特なタイプ。茹で加減は若干ながら柔らか目です。ツユは北海道の田舎蕎麦で見られる少し甘めの仕上げ。
普通の蕎麦の様に一気にズルズルっと喉奥へ手繰り込む食べ方にはならず、箸で引っ張り上げた麺をモグモグする感じになります。
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食べ進んで行く内に、ツユの中から舞茸・シメジ・ヒラタケなどのキノコがどんどん出て来て、キノコ蕎麦の様相に。うん、このトッピングは大正解でした。
蕎麦とツユが少なくなった頃合に黄身を麺にまぶして一気にフィニッシュ!
やっぱり、これからの寒い季節は温かい蕎麦が合いますが、太目の田舎蕎麦が伸び難く、かつそば粉の風味を感じられて最適だと思います。

■大きなドンブリに豚バラ肉が5枚ほど載っていて、キノコは端の方に見掛けられます。見た目よりもツユがたくさん張られているので、完飲は無理でした…

■肉そばには、ロース肉や肩ロース肉よりもバラ肉が合うと思います。ツユに脂身の程良いコクが移り込むのが好い訳です

■いつもの様に一味唐辛子を多目に振り入れて、黄身を載っけてから頂きますが、黄身は終盤戦まで壊さない様にして温存します

■幅が広い平打ち麺を良く見ると、縮れていると言う表現よりも捩(よじ)れていると言った方が的確な様に、不規則にクネクネしています

■麺を箸で引っ張り上げると、途中で切れたりするので長さがマチマチになります。これはズルズル啜れないので噛んで食べましょう

■食べ進んで行くとツユの中からキノコが湧いて出て来ます。豚バラの脂身が馴染んだツユと共に食べると最高です

■蕎麦のお品書きは本店よりもかなり絞っています。例を言えば「豚肉きのこ山菜そば」の様なバリエーションが無いのがチト寂しい…

■こちらは定食の部のメニューで、和食・中華・洋食が入り混じった、正に定食屋さんの様な品揃えです(ご飯、味噌汁がお代わり自由とは!)

■お土産そばには具材も付けられる様です。そして地方発送までやっているとは、北海道の手打ち蕎麦屋さんでは非常に珍しい!

■真新しいカウンターに赤い一味唐辛子が綺麗に映えます。調味料はこれだけですが、七味唐辛子も欲しいところです

■L字型カウンターは10席ほどで、他にテーブル席もあり全部で20席だそうです。店内は明るくて入り易いお店です

■手打ち蕎麦の繁盛店なのに「定食屋」の文字が大きく書かれていますが、手打ち蕎麦好きとしては、多少抵抗があります…

 

■ウッディな建物が板張りの廊下で続いていて、右奥が『さくらの定食屋』で、左正面がラーメン店の『shin.』です

■食べ物屋さんのゾーンの前にはインフォメーションがあります(何処にあるかは、別のマップを見る必要があります)

■ここからが飲食店やパン屋さんが入居しているウッディな建物のゾーンとなります(このゾーンは『コポロパ』とネーミングされている様です)

 

来店履歴

2023年02月04日
札幌市豊平区『手打そば さくらの定食屋』(3回目の投稿)
2020年11月23日
札幌市豊平区『さくらの定食屋』(2回目の投稿)
2019年11月16日
札幌市豊平区『さくらの定食屋』

店舗情報

店名 手打ちそば さくらの定食屋
電話番号 050-5597-4843
住所

札幌市豊平区月寒東3条11丁目1-24

Googleマップで開く
営業時間

11:00~20:30(L.O20:00)

定休日

水曜日定休日(祝日の場合翌日休み)

駐車場

ブランチ札幌月寒の商業施設に大きな駐車場が付帯しています

公式アカウント
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