ど~してもぶっとい田舎蕎麦が食べたくなって、車で15分以内の店を1MBしかない我が記憶装置(脳ミソ)を検索すると、ありましたありました、商業施設が立ち並ぶブランチ月寒内『手打そばさくらの定食屋』が。(因みにiPhone14のRAMは6GBだそうで、私の6,000倍となります)
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ここの飲食店ゾーン(コポロパ)には、パン・カフェ・カレー・ラーメンなど八店舗があって、美味しいもの物色できます。
『さくらの定食屋』へ行く途中にラーメン『shin.』の前を通る事になり、お店から良い匂いがして来て思わず「入っちゃおうか!!」と悪魔の囁きが聞こえたが、迷わず初志貫徹で『さくらの定食屋』に入店した。
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さて、ここの注文は口頭なので調理場で忙しく作業しているオネーサンに、「鰹だしのカレーそばを大盛りにして、卵黄を落として」と注文を通した。調理場を観察していると、何と四名全員が女性だ。それぞれ持ち場があって、茹で方、ツユ仕込み方、配膳方などに別れている様だった。
調理場の作業風景を見るのが大好きなので、配膳の待ち時間は気にならなかった。
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お品書きに当店の拘りが付帯していたので読んで見ると、そば粉は黒松内町産の奈川在来種を使っているとの事。札幌市内の名店でも使われているが、生産量が少ないので粉単価が高いと思われます。
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10分ほどで配膳され、大きなドンブリを覗くと粘度が高そうなカレー汁がたっぷり。ひと掬いして味を見ると旨みは強いが辛味が少ない。ならばと、一味唐辛子をサラサラっと掛け回してから、重いと分かっているので力を込めて太麺を引っ張り出した。
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ここの麺は幅広で縮れており、箸で持ち上げるとカレー汁をピシャピシャ跳ね飛ばすので、最新の注意が必要だ。オネーサンが紙エプロンを持って来てくれたが、「オイラはカレー南蛮を百杯以上食しているから、そんな素人の様なものは使わん」と、こっそりカウンターの端へ置いた。
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しかし、ここの独特の形状の麺を頂くのは二年ちょっと振りだが、相変わらずもちゅっとした歯応えが蕎麦らしからぬ食感で面白い。発祥は日高門別『いずみ食堂』だが、この麺をず~っと継承して欲しいよネ。
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具材は網走産の若鳥肉と斜めに切った長葱がたくさん入っていて、カレー汁に浸った若鳥がうんまいわ。
後生大事に終盤戦まで潰さない様にしていた卵黄を割って幅広麺を絡めると、卵好きには堪らん旨さを感じた。お店の人がビックリするといけないので止めたが、大盛り蕎麦だから卵黄二個付けをしたかったな。
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カレー汁は少し残して美味しく完食すると、やはり大盛りの効果かちょうど良い腹パン状態でお会計です。あと10歳も若ければ、小ライスを残ったカレー汁へドボン出来たのだが…
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来店履歴
- 2023年02月04日
- 札幌市豊平区『手打そば さくらの定食屋』(3回目の投稿)
- 2020年11月23日
- 札幌市豊平区『さくらの定食屋』(2回目の投稿)
- 2019年11月16日
- 札幌市豊平区『さくらの定食屋』
店舗情報
店名 | 手打ちそば さくらの定食屋 |
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電話番号 | 050-5597-4843 |
住所 |
札幌市豊平区月寒東3条11丁目1-24 |
営業時間 |
11:00~20:30(L.O20:00) |
定休日 |
正月三ヶ日休み |
駐車場 |
ブランチ札幌月寒の商業施設に広い駐車場が付帯しています |
公式アカウント |