定期的に食べたくなるラーメンは、多目のラードで炒めたモヤシが入る札幌系の味噌ラーメンなのですが、あっさり醤油や鶏白湯も思い出した様に無性に食べたくなる時があります。この『飛馬』は東区に用事がある時に、鶏白湯スープのラーメンを食べたくてネット検索で訪問したお店です。
これは絶品白湯と言う大上段に構えたネーミングのラーメンです。丁寧に作られた鶏白湯スープに合わせたタレが、味噌・塩・醤油を調和・融合させた珍しいもので、一口飲むと三つの要素のうちの何かが突出している感じは無く、単に「コクのあって美味しいスープ」として舌が喜んでいました。
具材は豚鶏の二種類のチャーシュー・味玉半個・ほうれん草・海苔・メンマ・長ネギで白胡麻がスープに浮いています。多目に胡椒を振って食べたのですが、しっかりしたスープは辛味は跳ね返して好い香りを残しますね。麺は中細縮れ麺で硬目の茹で加減がスープに良く合っていました。

■店主自ら「絶品」の文字を冠したのはスープに対してか、はたまた味噌・塩・醤油の旨味を調和させたタレなのか。。。

■パツン系に近い中細の縮れ麺は期待通りの硬目の茹で加減でグッド!

■自ら「絶品」と言う文言を使った絶品白湯がお品書きの先頭です。これは食べなければ!

■鶏白湯スープに拘る気持ちが書かれております
当店は鶏白湯が売りなのですが、一品だけ鶏清湯を使った煮干し醤油ラーメンがありました。このスープは、鶏出汁のコクと煮干しの旨味と香りが上手く合わさって飲み口の良い仕上がり。綺麗なスープの上には半分の煮玉子が3個並んでいますが、デフォルトで半個入っている事を忘れて煮玉子を追加したのでこの状態となっています。玉子好きな私には、この黄身がトロリとしたタイプはまだまだ食べられましたね。(小ライスと一緒ならば最強でしたが、実行できずで…)
この煮干しの香りが好いスープを持ち上げて来る麺は、若干パツン系を思わせる歯応えで非常に旨かったです。

■煮干し醤油ラーメンの上の方に3個並んだ味玉、黄身のトロリ感が最高でした

■程良いプリプリ感がある黄色い中細縮れ麺(札幌系とはちょっと違う…)

■お品書きの最後の方に、中国食材は使用していないと言うくだりが面白い…
お店の入り口は建物から少し引っ込んでいて、その前は3台分の駐車場になっています。(店横にも3台分の駐車スペースがあります)
店内は細長く、カウンターが奥の方へ伸びています。テーブル席も3卓あるので、ラーメン屋さんとしてはゆったり感があります。

■開店と同時に入店したので他にお客さんはゼロ。入口の幟はまだ外に立てられていません

■カウンター席の後ろ側のテーブル席(カウンター12席、テーブル4人掛け3卓)

■暖簾を良く見ると「馬」の字が逆向きになってますが、これは「左馬」と言うらしく縁起ものの様です
来店履歴
- 2017年10月28日
- 札幌市東区『飛馬』
店舗情報
店名 | らーめん 飛馬 |
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電話番号 | 011-787-8686 |
住所 |
札幌市東区北24条東18丁目3-1 |
営業時間 |
11:00~20:00 |
定休日 |
水曜日 |
公式アカウント |