札幌市南区『ひより』

時折ネットで蕎麦屋さんの新店を探しているが、手打ち蕎麦店の新規オープンは滅多に無いんですよね。澄川から川沿へ7月に移転オープンした『ひより』が載っていたので、新店では無いが何度かお邪魔した事がある手打ち蕎麦『そば畑』さんの跡に入ったお店なので初訪問して見ました。
一番乗りで入店すると綺麗に改修工事がされていて、以前は無かった窓側のカウンター席に着席。
それほど品数が多くはないお品書きの中から「冷たいごぼうかき揚げ」を大盛りで、そして大根おろしを追加した。ややすると、女店員さんが済まなさそうに「大盛りは無くて麺だけ追加するシステム」との事だった。「食べて足りなかったら追加します」と返事した。

◾️ここは藻岩山に車で登る時に通る坂道がきつい観光道路沿いにあります。店横には3台、店前には5台ほど駐められます

◾️店の奥の方は緑が濃くて広い庭があります。山の麓の店舗らしい雰囲気を持っていますね

◾️以前の店ではテーブル席だった所が5席のカウンターに改造されていた。その奥に見えるテーブル席の位置は同じだな

◾️カウンター席から振り返ると三卓のテーブルと、その奥に調理場が見える。以前のお店ではガラス窓の所がある打ち場だった

◾️お品書きを見ると、少な過ぎないが多くも無い品数。これを開いた時、即座にごぼうかき揚げを選択した

配膳されたお盆を見ると、横長がな木枠セイロにさらりと中細麺が盛られている。見た目では蕎麦好きにはチト足りない量かなぁと感じた。
かき揚げの方は、笹がき牛蒡を丸っこくして揚げているのが特徴的でしょうか。ごぼう天好きとしては、蕎麦屋さんでは余り見掛けない珍しい形ですかね。

先ずは蕎麦猪口へ麺を投じて、追加した大根おろしを載っけて手繰り込む。北竜産のそば粉で打った麺は歯応えがカッチリした茹で加減で、好きなタイプではあるが、ガチガチっとした食感が得意じゃない方には不向きかも知れない。
スッキリとしたツユへタップリ浸して啜り込むとツルツっとした食感で、これが結構長く綺麗に麺巾が揃っているので、これは機械打ちの特徴でしょうか?!  ラーメン店はバンバン新規開店しているが、手打ち蕎麦の新店はホント少ないんですわ。

◾️冷たい蕎麦は、丼ものとセットじゃ無い限り大盛りにするのだが、当店にはなくて実に残念だった

◾️板セイロの蕎麦は心なしか少な目に見える。食べ終わって足りなければ追加したいが、これと同量が出て来たら対応できないよな…

◾️麺が長くて綺麗に麺幅が揃っている。これは機械内の特徴なんですよね(機械打ちでも美味しい結構蕎麦はあります)

◾️追加した大根おろしをタップリとそばの上に載せて手繰り込む。うんうん、茹で加減がけっこう硬目で好みだが、風味が少ない…

見た目でサクサク感が半端ないごぼうかき揚げをザックリ半分に割って、おもむろに天ツユに浸してパクリ。牛蒡好きには堪りませんねぇ~、やっぱり独特の土臭い旨みが好きだな。でもこの形ですとかき揚げをバリバリ割りながら食べ進むので、その割れた小さいのが散らばるので綺麗には食べられなかった…
蕎麦が配膳された時に気付いていた「蕎麦の量」ですが、やはり夢中になって手繰っていたら、かき揚げを残して蕎麦が先に無くなちゃった。でも、五百円で麺を一人前追加しても食べ切る自信がなかったので手を出さなかった。

完食が近い頃には蕎麦湯が供されるのが普通だが、そば湯が出て来ない。食べ切ってからちょっと待っていたが、提供が無い様なのでお会計してご帰還です。

◾️笹がきしたのをこう言う丸くして揚げたのは非常に珍しい。中の方までしっかりパリッと揚がっているかワクワクだ!

◾️大根おろしを天つゆに入れて、半分に割ったごぼう天を沈めた。うんうん、中の方までしっかりと揚がっていて美味しい!

来店履歴

2023年07月25日
札幌市南区『ひより』

店舗情報

店名 そば処 ひより
電話番号 011-206-9146
住所

札幌市南区川沿1条3丁目9-51

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営業時間

11:00-15:00

定休日

不定休

駐車場

8台ほど

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