十勝 帯広市『めん吉 西帯広店』

そう言えば十勝に帰省した時の外食は、蕎麦6・豚丼2・ラーメン1・その他1の割合で俄然と蕎麦が強い様だ。
しからば、たった一割しか食べる機会のないラーメンを帯広市で頂こうと『めん吉 西帯広店』へ行って見ました。本当は、音更町の本店へ行きたかったのだが、本来の目的地と方向が違ったので仕方がありません。

12時ちょっと前に広い駐車場へ到着すると、ほぼ満車の状況で次から次へと車が入って来た。
暖簾を潜ってカウンター席の端っこに座り、店内を見渡すと、あれれれ、客層は中年~老年の男性が多く、30代以下と思しきは一名だけしか発見できなかった。

■お店は国道38号線沿いで、JR西帯広駅が近い。この辺りにはラーメン店や豚丼屋さんが多いので、ランチの激戦区でもあります

■この建物の外観は、一見すると喫茶店の様に見えます。駐車場は建物の前だけではなく、写真の左側にも駐められます

■入口を入ると直ぐ右側に小上がり席がありました。帰る時にはここも埋まっていた

■カウンター席の後ろ側は窓に沿ってテーブル卓が並んでいた。写っているテーブルは、写真を撮り終えたら直ぐに埋まった

多くのお客さんは、着席するなり直ぐに注文を言っていたので、長年通ってる人が多いのでしょうネ。その注文の声を盗み聞きしていると、入口に食品サンプルが飾ってあった「ミニ豚丼ラーメンセット」が圧倒的だった。
本当はそれを頂きたかったが、老年期の私には量が多いので「厚切り炙りチャーシュー麺」へ味玉を追加した。
でもなぁ~、メニューに「一枚一枚網焼きでじっくり仕上げます」と甘言惹句の様に書かれていた「豚丼」、マジ食べたかったよなぁ…

■入口を入るとお会計場所があって、そこに当店の人気メニューである「ミニ豚丼・ラーメンセット」のサンプルが飾ってあった

■私が座ったL字型カウンターの一番端っこ。コロナ禍用の仕切りで辺りの様子が見えていない

■こちらは麺のメニューで、かなりの品数がありトッピングも充実している。「もつ煮ラーメン(辛口)」がかなり気になるなぁ

■こちらはセットメニューと豚丼が掲載されていた。しかし、「一枚一枚網焼きでじっくり仕上げます」の文言はヤバイな!

ラーメンドンブリを覗くと、糸巻きチャーシュー三枚が存在感を醸して出していて、黄身が柔らかそうな大好きな味玉が食欲を唆って来た。
スープは豚骨・鶏ガラ・鮭節など十勝産の材料をメインで使い、アルカリイオン水で取っているとの事だ。
このスープ、見た目はあっさり系だが意外とオイリーで熱々だった。(ドンブリの縁を良く見るとラードの層があった) でも、基本は優しい味に仕立てているので、飲み易いスープでした。
ちと残念だったのは、炙ったチャーシューの外側は柔らかくて美味しかったが、中心部分がどれも硬目だった事ですかね…

■このラーメンは炙ったチャーシューと黄身が柔らかそうに見える味玉のコントラストが素晴らしいよね!

■このラーメンの主役は、やはり三枚の糸巻きチャーシューだよね。もっと炙り感があると思っていたけど、サラッと炙りだね

■玉子好きとしては、パカーンと割られた柔らかそうな黄身を見るだけで、俄然と食欲中枢が爆上がりします

■見た目ではアッサリした中華そば的な醤油スープに見えるけど、ドンブリの縁には薄っすらとラード層が見て取れる

緩いカールの中細麺は、過去に十勝管内のラーメン店で何度も頂いた事がある、加水が低目の懐かしいヤツだった。コイツは伸び易いので、注文時に「麺は硬茹でで」とお願いしたのは大正解だった。(事前にこのタイプとは知らなかったのだが、この手の麺は硬茹でがオススメですよ)
なお、当店は自家製麺で、十勝産のキタノカオリや、その後継者的なゆめちからを使っているとの事です。

帯広のラーメンには、札幌ラーメンや旭川ラーメンの様にキッチリとした特徴が無いけれど、此処のラーメンに近い味を昔から食べていた様な気がした。
因みに、月曜日は大盛りと替え玉が無料サービスとの事なので、腹ペコの若者は是非とも月曜狙いで!

■この緩いカールをした札幌麺よりも黄色が弱い、そして加水が低目の中細麺は、十勝に住んでいた頃に良く食べていたなぁ

■小麦の美味しさを感じる自家製麺でしたが、伸び易いので急いで啜り込みましょうネ!

来店履歴

2022年11月10日
十勝 帯広市『めん吉 西帯広店』

店舗情報

店名 自然派ラーメン めん吉 西帯広店
電話番号 0155-37-1560
住所

帯広市西23条南1丁目114-25

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営業時間

11:00~15:00

定休日

水曜

駐車場

店前と店横に20台分

公式アカウント
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