上士幌町の手打蕎麦店へ到着すると、ネット情報では定休日では無いのに暖簾が上がらない。この状況に良く出くわす運の悪いオヤジは、小さな街を彷徨う事3分、ラーメンの幟を発見して吸い込まれました。プレハブ造りの小体な店は『麺や 野中商店』。ラーメン店に「商店」を付けるのは40代前の店主かと勝手に想像して入店すると、60代後半と思しきご夫婦で経営されていて、後で調べると、JR職員を退職した後にラーメン学校を経て2018年9月にオープン開業した様です。
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■適当に車を走らせていると、紫色の幟にラーメンドンブリが書かれているのが見えて、営業中の赤い幟で入店決定です!(駐車場の入口からお店までが遠い!)

■めちゃ広い駐車場の端に立つ小さいプレハブのお店の外観は、2018年9月開業なので、まだまだ綺麗です
初訪問なので、写真付きのメニューの先頭「醤油らぁめん」に敬意を払って、チャーシューを追加して注文。写真付きメニューは、何が入っているかハッキリ分かって、トッピングもし易いのでお客側としては嬉しいですよね。
「醤油らぁめん」以外では、「れもんらぁめん」と「辛味噌らぁめん」も気になりました。
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■写真付きメニューの上に「化学調味料は一切使用しおりません」と書かれています。どのラーメンも美味しそうに写っていますネ!

■メニュー裏には、トッピングやサイドメニューなどが掲載されています。海老餃子も唆りますわ

■私が座ったたった二席のカウンター席。(コロナ禍で仕切りを入れているので席数が少ない) 調味料群は、左から一味唐辛子・酢・餃子のタレ・胡椒でした

■カウンター席から振り返るとテーブル席が数卓ありました。その上の時計は、11時44分あたりを指しています
メニューには「丸どりの旨味を生かした…」と書かれていますが、一口スープを含むと魚介が、特に煮干がグィーンと来ます。アッサリながらクッキリした塩味とコクを感じます。スープは、無化調に拘っているとの事。
麺は札幌系よりは黄色が薄くてカールも緩い中太麺。ツルンツルンとした食感で、十勝ではこの感じの麺を結構見掛けます。(昔ながらの、加水低目で黄色くない縮れ麺も残ってますが、これの中細麺が大好きです)
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■お膳に整然と並んだラーメンと付属品(?)たち。ラーメンドンブリに付いているマークは、ご主人の実家の屋号だと言う事です

■食べ慣れている札幌麺から見ると、若干ながら黄色さが薄目でカールが緩い感じがする、十勝で良く見るタイプでした

■チュルチュルンとした麺はそれほど量が多くは無いので、腹ペコで入店した方は餃子を追加するか大盛りを推奨します
チャーシューはデフォで二枚入っていてトッピングも二枚。バラ肉を焼いた感じが無く、煮豚を薄切りした感じで、脂はキッチリ抜けているので食べ易かった。
特筆は、玉子好きが喜ぶ黄身の丁度良いソフト感。これなら追加しても良かったかも。
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■手前に見えるメンマはサクッとした感じで、一般的なお味でした。もう少し味付けをした方が良いかも知れません

■チャーシュを追加したので都合4枚入っています、見た通り、チャーシュー的な色合いではなくて煮豚的な感じで、味はアッサリ

■この玉子の黄身の柔らかさが秀逸でした。玉子好きはこんな感じであれば三個分は食べる事が出来ます
来店履歴
- 2021年09月05日
- 十勝 上士幌町『野中商店』(2回目の投稿)
- 2021年04月27日
- 十勝 上士幌町『野中商店』
店舗情報
店名 | 麺や 野中商店 |
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電話番号 | 080-9611-8030 |
住所 |
北海道河東郡上士幌町東2線234 |
営業時間 |
11:00~14:00 17:00~20:00 |
定休日 |
水曜日、木曜日 |
駐車場 |
広い駐車スペースがあります |
公式アカウント |