オープンしてまだ一ヶ月のスパイスラーメン店『点と線.狸小路店』へ初訪問です。場所は、古くからある狸小路商店街の中でも、昭和レトロを感じる七丁目。
開店と同時に入店した時は5-6名でしたが、あれよあれと言う間に満席となりました。(配膳を待っていると、ホール係が厨房へ「今の注文で満席です」と報告していた)
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注文は具材がたくさん入っていそうな「スペシャルスパイスラーメン」に決めて、辛さはホール係のお兄さんに確かめながらを三倍にしました。(MAXは5倍で250円増し)
しかし、配膳されたのは具材がデフォの「スパイスラーメン」でビックリ!滑舌が悪いので「スペシャルで」と言ったつもりが「スパイスで」と聞こえたのでしょう…
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気持ちを立て直して良い香りが立つスープをゴクリ。う~ん、さすがスープカレーの繁盛店『路地裏カリィ侍』が出したお店だけあって、スパイス感がキッチリしていてスープ自体が味わい深い。辛さ的には、私には三倍が丁度好い様です。
具材で面白かったのは、ラーメンに突き刺さった揚げゴボウ。ラーメンやスープカレーに使われるお店もありますが、真黒なヤツは珍しい。(揚げゴボウと言えばスープカレーの名店)『ソウルストア』のモノは太くて長くて札幌一でしょう)
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「スペシャル」なら具材満載だけど、これなら小ライスが必要だと気付いても、時既に遅し。満席で忙しい中、中途で小ライス頼んでも邪魔になるだけだと自分へ言い聞かせて、黙々と食べ進めます。
もっちりとした黄色い中太縮れ麺は小麦の味が良くて伸びも遅いので、このスパイシーなカレー風味にバッチリ合っています。
熱くて辛くて汗を掻きつつ一心不乱で完食。あ~、やっぱり小ライスが欲しかったよなぁ〜。
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リベンジは必須なので、次回は「スペシャルスパイスラーメンと小ライスをお願いします」と滑舌を気にしながら大きな声で注文する予定です。
なお、『点と線』と言う店名は、松本清張の時刻表トリックの傑作である「点と線」からと思っていたのですが、「一期一会の出会いをひとつの『点』に例え、点を繋げて『線』にしたい」との店主の想いからだそうです。
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■紅黒くて若干ながら不気味さもあるカレースープにはパプリカやカイワレ などの彩りで飾られて、華やかさもあります

■真ん中に見える蓮根が硬そうなのでスープに浸しから頂いた所、実は柔らかかった。スープに浮ぶ、紫玉ねぎ、緑の万能ネギ、赤黄いのパプリカが好いアクセントになっている

■こちらから見ると、横長の豚バラチャーシューを中心に、長葱・カイワレ・糸唐辛子が載っています。手前側に黄色く細長いのは食用菊で、左側の黒い棒はゴボウです

■この黄色い中太麺がなかなかのお味でした。札幌ラーメン用のものと類似していますが、もっちり感がこのラーメンに合っていました

■メニューを見ると、単価が結構お高い様です。本来食べたかった「スペシャルスパイスラーメン」は1,400円。札幌の繁盛店では、一杯千円以上の値付けをするお店が増えています

■私が食べたかったスペシャルには、真黒なゴボウが三本、チャーシュー三枚に半熟玉子もあって、この一杯で満腹になれたんだ…

■6席あるカウンターの左端から見た所。向こう側が調理場なので作業進行の声が聞こえて来ます。「それは玉子入れて!」「大盛り二つだよ」…調理風景を見たり聞いたりするのが楽しい

■店舗は二階にあります。入口の右側にメニューがあるので、通行人がそれを覗き込んでいるのを見掛けます

■一階が居酒屋『炭おやじ』で昼営業をしていないので、昼食時に行列になってもお店の邪魔になっていません

■『点と線.狸小路店』がある狸小路商店街7丁目の昭和レトロな風景。お隣の6丁目とは全然雰囲気が違うのが面白い!
来店履歴
- 2020年08月06日
- 札幌市中央区『点と線.狸小路店』(2回目の投稿)
- 2020年02月02日
- 札幌市中央区『点と線.狸小路店』
店舗情報
店名 | ラーメン 点と線.狸小路店 |
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電話番号 | 011-215-0831 |
住所 |
札幌市中央区南2条西7丁目2-1 狸小路7 新生会ビル 2F |
営業時間 |
11:30~15:00 17:30~22:00 |
定休日 |
不定休 |
駐車場 |
無し |
公式アカウント |