札幌市中央区『紬/つむぎ』

昭和の雰囲気ありありの中央バスターミナルの地下食堂街へ、超安価な手打蕎麦を味わいに参りました。
ラーメン『紫雲亭』が西野からこちらへ復活オープンした頃(2015年)、向かいの手打蕎麦『紬/つむぎ』に吸い込まれたのが初めてだったでしょうか。

お店の脇にお品書きが貼られている所の入口にはチェーンが掛かっている。11時になっても開店する様子が伺えないので店内に声を掛けると「15分ほど待って」と女将さんの返事。仕方が無いのでビル内を散策して時間潰し。

■大通のテレビ塔のすぐ近くに、中央バスの札幌ターミナルビルがあります(地方へ発着するバスの拠点)

■ビルに入ると、直ぐ左側に地下への階段があり、食堂の案内板には7店舗の名前が書かれている

■『紬』の店前に来ると、大きなお品書きの左側にチェーンが張られていた。中にいたオバサンに聞くと「15分待って」との事

■『紬』と反対側の地下街の様子。どのお店も値段が安くて、かつレトロな感じがする

店に戻って見ると、先程のチェーンが張られえていた方のカウンター席には既に先客がいた。
私は、通路側のカウンター席を陣取り「たぬきそば」を田舎の大盛りで、天ぷらは別添えで注文。(ここの「たぬき」は天ぷら付きなんです)
オジサンと名物オバサンが会話をしながら慌ただしく調理している。「天カスも天ぷらだよね」との声はオバサン。何やら私の特別なお願いに対応するために工夫している様です。

■このお品書きは、お店の脇に貼られているもの。手打ちなのにこのお値段に、みんなビックリ!

■この日は沼田町産の蕎麦粉を使っていた。普段は田舎そば・並粉そばが提供されるが、十割が加わる事もある

■当店はカウンター席のみですが、チェーンが張られていた方と、こちらの通路側の二箇所(厨房を挟んだ状態)

■カウンターには刻み海苔と一味唐辛子が常備。ここに座っていると、直ぐ向かえで調理しているオバサンたちの声が聞こえて来る

麺が入ったドンブリには大根おろし・胡瓜・山菜が載っている。あれま、大盛りじゃない…
別添えの天ぷらは、アスパラ・舞茸・じゃがいも・カニカマと天カス。天カスは蕎麦の上の方が良かったんだけどなぁ…(本来は、丼にこれらの天ぷら類が全部載って提供されます)
薬味の鶉卵・長葱・山葵・山ワサビをドンブリへ載っけて、ツユを掛け回して、いざ開戦。

おお、二八の田舎太麺はシャッキリした歯応えがあって好きだなぁ~、この味。
ぶっといアスパラ天がジューシーで旨いなぁ。こんな贅沢な「たぬきそば」って、他では見た事がありませんわ。
しかしながら、旨いものはアッと言う間でございます。

お会計時、これがホントに600円で良いのかと、申し訳なさも込めて調理場へ「ご馳走様~」。

■さて、初めてこれを見た方は、メニュー名を言えるでしょうか?(多くは、おろしぶっかけに天ぷら追加、でしょうね)

■蕎麦の上には、大根おろし・刻みキュウリ・山菜が載っています。これだけで、立派なおろしそばですネ

■平皿で出て来ると思ったら、丼に天ぷらをぶち込んでいました。たぬきそばなのに、ど〜してこんなに天ぷらが付くのか…

■薬味も立派で、左から刻みネギ・鶉の卵・山わさび・わさび(山葵があれば、わさびは不要かも)

■薬味を載せてからぶっかけ汁を掛け回した所。ツユは塩っぱく無いのでタップリ注いで下さい

■ここの田舎蕎麦はガチガチに硬いタイプではありません。ほどほどの歯応えなので歯茎の弱い方もお試し下さい

来店履歴

2021年08月06日
札幌市中央区『紬/つむぎ』

店舗情報

店名 手打ち そば処 紬
電話番号 011-207-4038
住所

札幌市中央区大通東1丁目3 中央バスターミナル地下

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営業時間

11:00~18:00

定休日

日曜日

駐車場

無し

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