札幌市南区『正直庵』(8回目の投稿)

西宮の沢から滝野霊園までは30kmもあって一時間以上は掛かると覚悟していたのだが、車の混雑に合わなかったので50分で来られた。この霊園のランドマークでもあるモアイ像の傍に移転した事務所で用件を済ませると、既に14時過ぎで未だ昼食にありついていなかった。
ここからだと手打ち蕎麦『正直庵』が一番近いのを知っていたので、一目散に向かった。
懸念していたのは売り切れ仕舞いだったが、14時半に到着すると暖簾が上がっていて、ほっと胸を撫で下ろした。
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◼️『正直庵』は札幌から支笏湖へ向かう道沿いにあります。夏になるとこの道が激混みになるので、その時季は避けています

◼️創業30年以上となりますが外観はまだ綺麗に維持されてます。そうだ、この店はもう二代目になりますもんね

この時間なので広い店内には二組だけで、おばちゃん店員から「お好きな席へ」と言われたので小上がり席へ陣取って、車の中で考えていた玉子とじと玄米ライスを注文した。
この時季になると温かい蕎麦は食べないのだが、何故か玄米ライスを玉子とじの汁で流し込みたかったのです。
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◼️当店には小上がり席が三ヶ所あって、全部が掘りごたつスタイルです。最近は一人で来店するので、久々の小上がり席でした

◼️初代の時は「凄く美味しいけれど量が少なくても結構な値段だ」との酷評もあったけど、今は量の方は改善されております

ドンブリの表面はとじた玉子で覆い尽くされていて、ちょこんと真ん中に載ったもみ海苔がアクセントになっている。
この優しいお味には一味唐辛子を掛け過ぎない様に注意して、刻み長ネギを投入してから麺を引っ張り出した。当店の手打ち蕎麦は典型的な二八の中細麺で、先代の時は量が少な目だったが、今はタップリと入っている。
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ふわふわの玉子とじを麺に絡めながら啜り込んむと、玉子好きは相好を崩してニンマリだ。もし、レンゲが付属していたら、玉子好き人間はとじた玉子をガンガン掬って、直ぐに無くしてしまった筈だ。
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◼️家族でよく来店していた頃、私の定番は、せいろ・たまごとじ・玄米ライスだった。そう、もうそれは食べ切れません…

◼️おお、タップリととじた卵が見えます。初代の時よりもドンブリが大きくなっているんですよね

◼️温かい蕎麦にはタップリと一味唐辛子を掛け回すのですが、このふんわり玉子には泡何ので、いつもより控えております

◼️蕎麦の量がタップリなのでゆっくりと食べると伸びてしまうので、皆さん張り切って急いで食べましょうね！

玄米にはポツポツと小豆が混じっている。本当は白米の方が好きだが、擂り胡麻を掛け回すと結構いけるんですよネ。
麺を啜ってから玄米をパクつき、直ぐに汁で流し込む。これをひたすら繰り返すのだが、時折、黄色い漬物を噛むと程よいアクセントになった。
もう結構な年齢なのでラーメン・うどん・蕎麦の汁は飲み干さない決まりにしているが、この日は蕎麦ツユの完飲を許して、綺麗サッパリの完食となりました。あ～、気分が良いねぇ！(ここの「牡蠣そば」も完飲を許可)
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◼️先ずは蕎麦を手繰り込んで玄米をパクつくんだけど、少し噛んだだけで蕎麦ツユで流し込むと、うんうん、何とも美味いのです！

◼️玄米ライスに黒の擂り胡麻をサラサラと掛け回してから頂きます。ここの沢庵は塩分が少な目ながら旨みがあって美味いですよ

◼️普段は、ラーメン・うどん・蕎麦のツ、ユは完飲してはいけない決まりなんですが、今回ばかりは玉子とじの汁が旨すぎて守れんかった…