手打ち蕎麦の繁盛店『正直庵』の牡蠣蕎麦は、毎年寒くなると楽しみにしている一品です。
お店へ向かう道中、牡蠣蕎麦が脳裏に浮かんでは消えて、気がはやっていたのか開店10分前に駐車場に到着して車内待ちですわ。
ここの蕎麦は、殻が付いた玄そばを低温で保管をして、必要の都度に丸抜き(殻取り)したものを石臼で挽いているとの事です。こうして手間暇を掛けた蕎麦は美味しいに決まっております。
・
昨年は冷たい麺の「かきせいろ」だったので、今回は「かき南ばん」にいつもの玄米ご飯を追加した。(以前は、玉子焼きが単品であったのだが、いつの間にか消えて、玄米ご飯のオカズとして最適だったので、チト寂しい…)
・
オレンジ色の小さなお品書きに舞茸を使ったメニューが書かれているが、たっぷりと舞茸を使っているので、キノコ好きの方には超オススメです。
最近はお歳のせいでたくさん食べられなくなりましたが、ここの蕎麦は他店よりやや量が少な目なので、冷たいもりと温かい玉子とじの二食ぐいを良くしていました。
・
ドンブリの中にはフライパンでサッと炙った牡蠣5個と焼き焦げが散見される長葱。そして蕎麦ツユの表面には炒め脂が浮いている。
鴨と長葱の相性の良さが取り沙汰されるが、この炙った牡蠣と長葱のコンビネーションも実に良く、汁に旨味がガッツリと滲み出ています。「あ~、汁がナマラうんまいわ」と独り言が自然と出てしまった。
粉を振ってから炙った牡蠣は当然ながらプリップリで、もしも牡蠣増しがあったならもう三〜四個は行けましたネ。
・
一味唐辛子をサラッと振り入れてズルズル手繰り込み、合いの手に胡麻塩を掛けた玄米ご飯をパクついてからの、蕎麦ツユで流し込むのがいつもの流儀。しかし、温かい蕎麦は伸び易いので火傷を恐れずに超特急で掻き込んだ。(個人的には、温かい蕎麦は太麺が最適だと勝手に信じております)
もう高齢となってしまったので、ラーメン・うどん・蕎麦などの汁はレンゲで4~五杯分を残す様にしていましたが、この牡蠣蕎麦においてはその規則は守れませんでした…
・
お会計の際に、牡蠣蕎麦の提供期間を確認すると、「9月からやっていて、来年4月までです」と仰る。えぇ~、今年はそんなに早くから提供していたんかい、ネットで告知してよねぇ~。
・
来店履歴
- 2023年05月17日
- 札幌市南区『正直庵』(8回目の投稿)
- 2022年11月13日
- 札幌市南区『正直庵』(7回目の投稿)
- 2021年12月06日
- 札幌市南区『正直庵』(6回目の投稿)
- 2020年12月19日
- 札幌市南区『正直庵』(5回目の投稿)
- 2020年01月25日
- 札幌市南区『正直庵』(4回目の投稿)
- 2018年12月06日
- 札幌市南区『正直庵』(3回目の投稿)
- 2018年03月08日
- 札幌市南区『正直庵』(2回目の投稿)
- 2017年06月21日
- 札幌市南区『正直庵』
店舗情報
店名 | 正直庵 |
---|---|
電話番号 | 011-592-5039 |
住所 |
札幌市南区石山東6丁目8-2 |
営業時間 |
11:00~15:00 土、日、祝日は時間の延長あり |
定休日 |
水曜日 ※毎週金曜日は蕎麦が売切れ次第、早く店を閉める場合がある |
駐車場 |
店舗前5台 店横の道路を挟んだ所に6台(目印の幟あり) |
公式アカウント |