札幌市南区『正直庵』(6回目の投稿)

手打蕎麦の名店『正直庵』の牡蠣蕎麦は毎年楽しみにしていて、今シーズンではお初です。
ここ十年ほどは、熱い蕎麦ツユの「かき南ばん」に玄米ご飯を付けるのが習わしだったが、十数年振りに冷たい麺の「かきせいろ」の大盛りにして見た。
せいろのつけ汁はかなり濃い目に仕上げているので、玄米ご飯をパクつきながら飲むにはちとキツイので、ご飯はパスした。まぁ、麺が大盛りなので物足り無い事はない筈だ。

■お天気が悪い中、お店の方に手招きされると同時に四台の車からお客さんがゾロゾロっと入店。一番先に駐車していたが出遅れた…

■ここはカウンター席が無いので、一人でもテーブル席を占領する事になる。なので、早食いして早々に退散する…

粉を振った中振りの牡蠣5個と長葱をフライパンでささっと炙って蕎麦ツユと合わせたつけ汁は、牡蠣の旨味が滲み出ているのが見え見えながら、色味的にはキレイとは言い難い。
そこへサラッと一味唐辛子を振り入れてからズルズル手繰り込むと、思惑通りに牡蠣の風味が口中に広がって行く。
時折、勿体なさそうに牡蠣をパクリ。どうしても「あ~、うんまいなぁ」と独り言が出てしまう。

■久々の「かきせいろ」が登場。うんうん、何時もの様にツユからは良い香りが立って来るので、食欲が爆上がりに

■先代から現在の店主に代わったら蕎麦の量が若干ながら多くなった。実に喜ばしいし、味は変わっておりません

■牡蠣を炙った時の油分があるので、一味唐辛子をバクっと掛け回しても変に辛くなりません

■粉を振ってからフライパンで炙られた牡蠣は、見た目よりも中側がジューシー。うんうん、やっぱりうんまいわ!

二八の中細よりチョット太い麺は、汁を付けずにそのまま食べても食感が良くて、蕎麦好きはきっとそうして楽しむに違いない。(さすが、あの高橋名人の弟子筋だけあるわ)
しかしながら、早食いには幸せな時間はアッと言う間に過ぎた。残ったつけ汁をそば湯で伸ばして、ゆっくり味わってからお会計。
今シーズンも4月初旬まで提供すると思うので、もう一回来て「かき南ばん」を食べようか。

■思いっ切り手繰ってそのまま頂く事2回。何も付けなくても美味いが、塩がチョットあればもっと味わい深かった筈

■残った汁にそば湯(茹で汁)を注いで、これをゆっくりと頂いて、牡蠣を食べた余韻を楽しんだ

来店履歴

2023年05月17日
札幌市南区『正直庵』(8回目の投稿)
2022年11月13日
札幌市南区『正直庵』(7回目の投稿)
2021年12月06日
札幌市南区『正直庵』(6回目の投稿)
2020年12月19日
札幌市南区『正直庵』(5回目の投稿)
2020年01月25日
札幌市南区『正直庵』(4回目の投稿)
2018年12月06日
札幌市南区『正直庵』(3回目の投稿)
2018年03月08日
札幌市南区『正直庵』(2回目の投稿)
2017年06月21日
札幌市南区『正直庵』

店舗情報

店名 正直庵
電話番号 011-592-5039
住所

札幌市南区石山東6丁目8-2

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営業時間

11:00~15:00 土、日、祝日は時間の延長あり

定休日

水曜日 ※毎週金曜日は蕎麦が売切れ次第、早く店を閉める場合がある

駐車場

店舗前5台 道路を挟んだ隣に6台(目印の幟あり)

公式アカウント
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