十勝 帯広市『ぱんちょう』(2回目の投稿)

帯広駅で家族に頼まれた買い物を済ませて外に出ると、200m先の豚丼の元祖『ぱんちょう』の暖簾がチト寂しそうに揺らいでいるが見えた。12時半と言う昼食時間帯だったので、普段なら外に大行列がある筈が、誰もおりません。営業しているなら久々に覗いて見ようと入店。
このコロナ騒ぎのご時世なので、大繁盛店でも半数の入り。お客さんが退店すると素早くテーブル・椅子・入口の引き戸を清掃して、キチンと対策を打っている様です。

さて、注文は肉の量が多い「豚丼 梅」へなめこ椀を追加。何十年間にも亘って訪問していますが、この組み合わせの注文が一番多い様です。
因みに、「梅」の一段上のランク「華」は、私にはお肉が多過ぎて、ご飯が先に無くなってしまいお肉が何枚も置いてけぼりになります。ビールでも飲めるシチュエーションなら、数枚のお肉をアテに出来るのですが…
なお、当店にはご飯の大盛りが無いので、ご飯が大好きで大食いの方は、肉が少な目の「豚丼 松」を二杯食べると大満足するかも知れません。

配膳されたドンブリを見ると蓋からお肉がハミ出ていて、その焼き色と焦げたタレの匂いで生唾が出まくり。あれぇ~、今回のは焼き色が濃いよなぁ…(でも、塩っぱさは一切ありません)
大き目に切られた肉をパクついてご飯をバクバク。お肉ひと切れに対して、ご飯は二回掻き込みます。しかし、さすが豚丼の元祖、タレを纏ったお肉がナマラ旨いわ。(当店のお肉は、他店よりも旨味が強いと感じています)
ご飯の底の方にはタレが染み込んだ箇所があって、そこもナマラ旨いのです。恐らく、お肉なしでもタレだけで茶碗一杯は食べられそうです。

お隣の若者達と同時に着丼したのですが、完食が15秒ほど遅れを取ったのはチト悔しいですが、美味しく頂いてお会計です。(豚丼の写真をパチパチ撮っていなければ、負けてはいなかった筈!)

■「豚丼 梅」は、ドンブリを埋め尽くしてご飯が全く見えていない状況です

■入店して着席すると、メニューとこのセットを持ったおばちゃんが注文を取りに来ます

■着丼した時は、例のおばちゃんが「蓋にお肉がくっつく事があるので、注意してお取り下さい」と留意事項を述べます

■大昔からこのドンブリを使っています。古くなったら同じ柄の新しい物に取替えるので、今後もず〜っとこれなんでしょうネ!

■味噌汁はなめこ椀とわかめ椀があり、豚丼にはセットされておりませんのでご注意を

■今回のお肉はコゲの部分が結構多目です。しかし、これ位の方が香ばしくて美味しいと思います

■この一切れで、ご飯を二回掻き込むのが丁度良いバランスだと信じています

■いつも激混みなので隣の席を撮ったリ出来ませんが、今回は何とか写す事が出来ました

■う〜ん、この入口の様相も何十年変わっていないのか…しかし、行列が見えない『ぱんちょう』って何か違和感があるなぁ…

■駅前通りに面した『ぱんちょう』は、いつも写真手前側に行列が伸びていて、GWや夏休み期間は数十人の並びが出来ます

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