札幌市白石区『よし田』(10回目の投稿)

約三ヶ月振りに『そば㐂り よし田』へ伺うと、昨年3月に頂いた「せりせいろ(かしわ入り)」がお薦め用の黒板にあったので、当然ながら大盛りで注文です。あぁ~、芹好きとしては、今シーズンも提供されていて、ホント嬉しい限りです。
一番乗りの入店だったので、贅沢にも四人掛けテーブル席に陣取りました。この席は、カウンター席・お薦めの黒板・薪ストーヴが撮り易い場所なんです。

つけ汁の大きな蓋を取ると、根付きの芹がわんさか入っていて、脇役は鶏肉の削ぎ切り。
先ずは芹に手を付けると、シャッキシャキでなんぼでも食べられそう。蕎麦を大盛りにしましたが、芹の大盛りがあれば絶対注文します。(でも、ホントにあったら器を変えないと、この容器には入り切らないと思われます…)
つけ汁へ好い旨味を滲みらせている鶏肉との相性も抜群。当たり前か、秋田名物の「比内地鶏鍋」には大量の芹が使われている訳だし。
余談ですが、我が家の包丁&私の技術では、ここの様に皮付き鶏モモ肉をスパッと薄切りする事は不可能なんです。親子丼でもこの切り方にすると、ブツ切りタイプよりもず~っと旨いんです…

新十津川産のそば粉で打った細麺は、つけ汁で全身浴をさせずに、半分だけ浸して啜り込むと、箸の先端の方は冷たくて歯応えがあり、やがてツユの温かさで柔らかくなった部分からはそば粉の風味が広がって来ます。この方法でやると、異なる食感・食味を楽しめますので、是非ともお試し下さい。

いつもの様に早食いをして、〆のそば湯を二杯飲んでお会計。
その際に「芹の根を洗うのは面倒ですよね?!」と聞くと、「根っ子は意外と丈夫なので、タワシでゴシゴシやってます」との事。一寸前に、宮城県産の芹を仕入れて素手で汚れを取っていたら、根本をボキボキっと折ってしまった失敗談は話さずに退店しました。

■つけ汁の容器の蓋を取ると、その中には大好きな芹がわんさか入っていました。芹の独特な香りもふんわりと漂っています

■つけ汁用の真っ白い容器は、他店で使用している物よりも大き目です。タップリと具材が入るので、お客さんとしては嬉しい限り

■水耕栽培の細々とした芹とは違って、きっちりとした太さがあり、かつ根っ子がたくさん生えていました

■木枠のセイロにたっぷりと盛られた細麺は、そのまま口に含むとしっかりとした歯応えを感じます。ツユを付けなくてもうんまいわ!

■写真用に細麺をつけ汁へドボンしましたが、全身浴はフニャ感が強くなる。正解は、半身浴で異なる食感・食味を楽しむ事です

■皮が付いた鶏モモ肉の削ぎ切りで、断面が美しい。ツユの味が滲み易いので、これがマストだと信じております

■蕎麦猪口を借りて、美味しいつけ汁をそば湯で割って二杯頂きました。鶏モモ肉の脂の旨味や芹の香りがして美味しかったです

■これが、訪問する度にチェックするお薦め黒板です。定番のお品書きはほぼ制覇したので、黒板の内容が変わるのが楽しみです

■久し振りに座った四人掛けテーブル席から、良く座るカウンター席を望んだ一枚です(カウンターの壁の向こう側が調理場)

■やっぱり薪ストーブは足元から暖かい。煙突掃除や薪運びの面倒が無ければ、暖房ではコイツが一番なんですわ!

■2021年2月の札幌はチョットおかしい。雪が少なく晴れる日が多過ぎる。この時季は、目まぐるしく天候が変わり、道路脇には2m以上の雪が積まれている筈なのに…

来店履歴

2023年12月22日
札幌市白石区『よし田』(24回目の投稿)
2023年10月18日
札幌市白石区『よし田』(23回目の投稿)
2023年01月19日
札幌市白石区『よし田』(22回目の投稿)
2023年01月13日
札幌市白石区『よし田』(21回目の投稿)
2022年12月27日
札幌市白石区『よし田』(20回目の投稿)
2022年05月17日
札幌市白石区『よし田』(19回目の投稿)
2022年04月15日
札幌市白石区『よし田』(18回目の投稿)
2021年12月22日
札幌市白石区『よし田』(17回目の投稿)

店舗情報

店名 そば㐂り よし田
電話番号 011-799-1869
住所

札幌市白石区中央2条5丁目4-3

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営業時間

11:00~15:00

定休日

水曜日

駐車場

店前に5台

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