札幌市清田区『松栄庵』(2回目の投稿)

朝から蕎麦が食べたかったので、朝食はみかんと牛乳だけにして、いざ10時35分に『松栄庵』へ向けて出発。11時丁度に駐車場へ到着すると、店主が雪掻き中で私が一番乗りの入店となりました。

本命は小海老の天ぷらと擂った長芋が掛かったぶっかけ式の「天とろ」だったのですが、今迄に何十回も食べているのでお品書きを見ただけで口中にその味が蘇って来た… それではと、矛先を変えて「なめこおろし」の大盛りを注文。しかし、「今、大盛りが出来ないんですよ」とおネーサンから謝られました。
ここの冷たい蕎麦はシャッキリと締まっていて、中細よりやや太目の麺はキッチリと角が立っています。これが、実に喉越しが良いんですわ。(これを大盛りに出来ないのが実に残念。二枚食べるのはちょっとキツイし…)
かえしが熟れているのでツユを付け過ぎても塩っぱ過ぎる事はありません。(後で、蕎麦湯でツユ伸ばすと如何に旨いか再認識出来ます)
つるんつるんとしたなめこの食感を楽しんでいると、何と三分も掛からずに蕎麦湯を二杯頂いてご馳走様です。あ~、旨いものは直ぐに無くなってしまう…

帰りしなに、珍しく店主が調理場から出て来て「今年は蕎麦の収穫量が少なくて、玄蕎麦の確保が大変だったわ。価格も二・三割り増しなのさ」と嘆いておりました。来年の蕎麦の収穫期まで、国内産の蕎麦粉の価格がかなり高騰するそうで、「ここで25年やっている中で何度か蕎麦の不作があったけど、今回は酷い。蕎麦屋さんが何軒か潰れてしまうかもなぁ…」と悲観的でした。

■大盛りがNGだったので、「なめこおろし」にミニ天丼を付ける要望を出せば良かったか…
■バシッと締まった麺は、中細でも中太でもない丁度食べやすい太さです(北海道・茨城・福井の蕎麦をブレンド)
■蕎麦ツユ(辛汁)をたっぷり注井いで、一味唐辛子をちょいと振り入れてたら、三分で完食とは…至福の時間が短すぎる
■なめこを絡ませながら蕎麦を手繰ると、アッと言う間に完食(一回分の手繰る量が多過ぎなのか…)
■美味しいツユを蕎麦湯で伸ばして二杯飲むと、やっと腹八分目となりました
■八人掛けテーブル席から座敷側を見た所(四人掛けテーブル3卓、八人掛け1卓、座敷に四人掛け1卓)
■奥の座敷席が一卓だけになった様ですが、以前は三卓がズラリと並んでいました
■もしも、二杯食べられるお腹の余裕があるのなら、久々の天せいろも好いですねぇ
■当店で一番回数を食べている「天とろ」が右端に書かれています(私の一押しです)
■ここの天丼(そば付き)は天ぷらが美味しくて、とてもお値打ちメニューです
■2018年産の蕎麦の収穫量が少ない要因などが書かれていて、この所為で大盛りが出来ないとの事でした

 

■二階が自宅になっていると思われます(開業してもう25年が経つとは思われないほど綺麗に保っています)
■店舗の前が7台分の駐車スペースになっています(私の到着時、店主は看板の方を雪掻きしていました)

来店履歴

2024年02月27日
札幌市清田区『松栄庵』(17回目の投稿)
2023年12月28日
札幌市清田区『松栄庵』(16回目の投稿)
2023年09月28日
札幌市清田区『松栄庵』(15回目の投稿)
2023年08月12日
札幌市清田区『松栄庵』(14回目の投稿)
2023年01月03日
札幌市清田区『松栄庵』(13回目の投稿)
2022年08月04日
札幌市清田区『松栄庵』(12回目の投稿)
2022年03月03日
札幌市清田区『松栄庵』(11回目の投稿)
2022年01月14日
札幌市清田区『松栄庵』(10回目の投稿)

店舗情報

店名 松栄庵
電話番号 011-886-0855
住所

札幌市清田区真栄4条2丁目19-3

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営業時間

11:00~16:00(売れ切れ仕舞い)

定休日

火曜日、第3月曜日、祭日の時は営業

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