本別町にあった頃は、十勝へ帰省するたびに訪問する確率が高かった手討ち蕎麦『たじま』が、昨年11月に帯広市へ移転していた。スケジュールの都合でどうしてもこの日に食べたくて、いつもは避ける繁忙時間の12時チョイ過ぎに駐車場に到着すると、あれれ、やっぱり満車だった。しかし、ラッキーな事に二分後に空いたのだ!
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昼食時間帯なので店内はカウンターに三席だけ空きがあって、一番奥に座るなり予め決めていた「大盛り、とり天、おろし」と女将さんにコール。因みに、お品書きは移転前の内容とほぼ同じだった。
配膳を待ちながら店内を見渡すと、カウンター席の後ろ側に小上がりとテーブル席が5卓並んでいて、全て埋まっていた。
う~ん、こんなにお客さんが入っているのに、夫婦二人だけで切り盛りしているとは、大変だな!
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◼️帯広駅側から西二条通りを来ると帯広川に架かる橋を超えて100mほどで『たじま』が現れる。写真は帯広駅側に向かって撮ったもの

◼️以前も飲食店だった店舗を居抜きで使っている感じですが、まだまだ外見も店内も綺麗ですね

◼️カウンター席には4脚しか椅子が置いていなかったが、もう2脚は追加出来そうなゆったり感がありました

◼️本別町の時の調理場はカウンター席に壁があって見えなかったが、ここはカウンター越しに調理姿を確認できた(調理を見るのが大好き!)

◼️お品書きは書き直されているが、内容的には本別町から移転する寸前とほぼ同じだった。また、ご飯ものとのセットメニューをやって欲しいな
大きな皿に十割で打った細麺がたっぷりと盛られている。
もり汁へ蕎麦・刻み葱・山葵・おろしを入れて、一気にズズズッと手繰り込んだ。おろしの追加が大正解で、ほんのりと大根辛さが旨味になって、これは良いわ! かえしが熟れていて塩っぱくなくて旨みがある。
当店の十割蕎麦は甘皮や外皮に近い部分を挽いているからか、色黒だが旨味・甘味が強いな。これと似た蕎麦店は食べた事があるけれど、札幌にはもう無くなったので、ここで食べるのが楽しみなのだ!
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◼️当たり前かも知れないが、蕎麦用や天ぷら用のお皿は以前のと同じのを使用しているので、移転オープンながら全然違和感がないな

◼️並盛りでも普通の方には充分な量だと思うけど、大盛りはかなりあるので蕎麦好きにオススメです!

◼️おろしを追加したのが大正解で、これのお陰でとり天をバクバク食べても、口中をアッサリにリセットしてくれた

◼️挽きぐるみ系の十割を細く打った麺は独特の旨味・甘味があって、これは蕎麦好きの皆さんに試して欲しいですね!
一口大に切り付けた鶏胸肉を揚げたとり天、桜塩をちょとまぶしてパクリ。衣がサックリしていて軽い軽い。これは、ビール持って来いですわ!
一個だけもり汁に浸して頂いたが、今回は桜塩の優勝だったな。とり天が充分あって、大好きなごぼう天を追加できなかったが、次回はごぼう天をどのメニューと合わせるか、熟考して再訪問する事に決定です。
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店主から、そば湯をカウンター越しで受け取った時に顔が合ってニッコリ。きっと「このオヤジ、本別店で見かけたヤツだな」と思っていただろうに。
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◼️とり天がお品書きにある蕎麦店は結構あるが、一口大で揚げているお店はそれほど多くないかもね。それが八個も付いていた

◼️とり天に桜塩をちょいと付けて頂くと、外側さっくり中側ふんわりでなまら旨い!これは食べ易い大きさでとても良い!

◼️とり天にもり汁がたっぷり浸かる様にしてから頂くと、うんうん、美味しいけれど桜塩の方が美味しかったわ

◼️本別町の時はトロトロのそば湯を欲しいと言うと、結構ドロドロっぽいのが提供されたが、こちらへ移転してからはどうなっているんだろう…
来店履歴
- 2023年05月28日
- 十勝 帯広市『たじま』
- 2022年05月07日
- 十勝 本別町『たじま』(12回目の投稿)
- 2021年09月10日
- 十勝 本別町『たじま』(11回目の投稿)
- 2021年05月01日
- 十勝 本別町『たじま』(10回目の訪問)
- 2020年10月18日
- 十勝 本別町『たじま』(9回目の訪問)
- 2020年06月17日
- 十勝 本別町『たじま』(8回目の投稿)
- 2020年05月01日
- 十勝 本別町『たじま』(2回目の投稿)
- 2019年12月06日
- 十勝 本別町『たじま』(7回目の投稿)
店舗情報
店名 | 手打蕎麦 たじま |
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電話番号 | 0155-65-0639 |
住所 |
帯広市西2条南3丁目2-1-2 |
営業時間 |
11:00~15:00(蕎麦なくなり次第終了) |
定休日 |
月曜日、第2・4日曜日 |
駐車場 |
店前3台 |
公式アカウント |